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  <title type="text">PLV作品展示室</title>
  <subtitle type="html">アイシ用</subtitle>
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  <updated>2010-11-05T15:31:25+09:00</updated>
  <author><name>さんさしおん</name></author>
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    <id>gourdon.blog.shinobi.jp://entry/307</id>
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    <published>2011-11-01T08:00:00+09:00</published> 
    <updated>2011-11-01T08:00:00+09:00</updated> 
    <category term="その他" label="その他" />
    <title>高見×雲水</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p>
	毎年関東のアメフト部から代表が集って勉強会が開かれる。<br />
	今回の会場は都内のホテルにある会議場。アメフトのルールや部活におけるパワハラの防止など一通り学んだ後は、育ち盛りの高校生の腹を満たす懇親会が待っている。<br />
	神龍寺からは雲水と一休、山伏が参加していた。<br />
	各校から中心選手が出てきているから、自然とポジションで交流が始まる。<br />
	雲水はキッド、ヒルマ、高見らQBと世間話にまぎれた腹の探りあいに参加していた。<br />
	主に鎌をかけ合っているのはヒルマと高見で、キッドと雲水はその様子を苦笑いしながら見ていた。<br />
	「やれやれ、こんな黒い頭脳戦には勝てる気がしないね」<br />
	コーラを傾けながらつぶやくキッドが、運動能力の面でも頭脳でも跳びぬけていることを知っている雲水としては容易に頷けない。<br />
	「ケケケ、じゃあ今度はテメーとオハナシしてやるよ」<br />
	不用意な謙遜でヒルマの標的が移った。<br />
	「あー助かった」<br />
	眼鏡のずれを直しながら高見が椅子に腰掛けなおす。<br />
	「お疲れ。見ものだったぞ」<br />
	雲水は近くにあったウーロン茶のペットボトルをとって、高見のコップについでやった。<br />
	「ああ、ありがとう。まったくお前もキッドも笑ってないで助けてくれてもいいだろうに」<br />
	「王城の戦略を裸にしてくれるなら、観客に没頭するほうが得策だ」<br />
	雲水は自分のコップにもウーロン茶を注ぐ。<br />
	「逆の立場なら、俺だってそうだけどね。ま、キッドとヒルマじゃあ、聞く価値はないな。どちらもボロなんかだすわけがない」<br />
	「まったくだ」<br />
	舌戦に持ち込もうとするヒルマを飄々と交わすキッド。鉄馬を探すフリをして席を立ったキッドを追いかけてヒルマも席を離れる。<br />
	行き詰まる攻防戦を見送った二人は顔を見合わせて笑った。<br />
	「おい」<br />
	突然背後から伸びてきた腕が雲水の肩をつかんだ。強い力で振り向かされる。<br />
	「阿含。お前、どうしてここに」<br />
	研修などに興味のない阿含は名前だけは参加リストに入っていたが、朝から姿を消して会場には来ていなかった。<br />
	制服姿の高校生の中、一人私服はいやでも目立つ。<br />
	「あ゛？来ちゃまずいのかよ」<br />
	サングラスの奥で目が細められる。<br />
	「そんなこと言ってないだろ」<br />
	「立ち話することないだろ。せっかく100年に一人の天才が来てくれたんだ。座れよ」<br />
	高見が自分の隣の椅子を引いて阿含をうながす。<br />
	「ああ゛気安く声かけんな、ザコ」<br />
	「阿含っ。す、すまん、高見」<br />
	顔の前で手を振って、高見は気にしていないと伝えてくれる。<br />
	雲水が重ねて謝罪しようとすると、阿含が腕を強く引いて立ち上がらせた。<br />
	「来い」<br />
	雲水の返事を待たず、歩き出す。引きずられるままに会場を出た。</p>
<p>
	エレベーターに乗って階を下へ移動する。1階までは降りずに別の会議場などがある階で降りさせられた。<br />
	「どこに行くんだ」<br />
	阿含の返事はない。<br />
	エレベーターホールを抜け、廊下の角を曲がる。<br />
	阿含が一瞬案内板に目を走らせた。<br />
	廊下を適当に曲がって連れてこられたのは、この階でおそらくもっとも奥まったところにあるトイレ。<br />
	個室で便座に向かって体を突き飛ばされる。蓋に手をついて振り返る間に、阿含は鍵をかけてしまった。<br />
	「なにをするんだっ」<br />
	「あ゛？ナニに決まってんだろ。さっさとケツ出せ」<br />
	阿含は自分の下肢を寛げながら、雲水に命じる。<br />
	「な、んで&hellip;こんなところで」<br />
	「ヤリたくなったんだよ。テメーにごちゃごちゃ言う権利があると思ってんのか」<br />
	言い放って、阿含は雲水のズボンに手をかけ引き下ろそうとする。<br />
	このままでは薄い布を引き裂かれかねない。<br />
	雲水は急いでベルトに手をかけ、自分で下着ごとずり下げた。<br />
	「そこに手ぇ付け」<br />
	閉じられた便座の蓋を顎で示される。黙って肘から先を組むようにして便座に乗せ、その上に頭を置く。<br />
	阿含に差し出した尻に、上から冷たいジェルが落とされる。冷たい感触に背中が一瞬こわばった。<br />
	ジェルを薄く纏った阿含の指先が無理やり奥に侵入してくる。<br />
	「グッ&hellip;ハッ&hellip;」<br />
	詰まる息を吐くように努力する。<br />
	力任せに蹂躙する阿含の行為は、苦痛だけを思い出させて体が竦む。<br />
	力を緩める努力をしなければさらに辛いと経験でわかっていても、実際の痛みが襲ってくるとそれも難しい。<br />
	ねじ込んだだけの2本の指を阿含が引き抜く。ベルトを緩める金属音が耳に響く。<br />
	力を抜くために息を吐くが、上手くこわばりが取れない。<br />
	雲水の状態など見下ろす阿含は容易くわかっているだろうに、固まったままの体に自分自身を宛がうと力ずくで侵入してきた。<br />
	「うっううっ」<br />
	道着の袖を噛み締めて痛みに耐える。力を抜くことなど考えられない。<br />
	ただ阿含が過ぎ去るのを待つだけだ。</p>
<p>
	<br />
	2度ほど雲水の中で達して、阿含は自分を引き抜いた。<br />
	雲水はトイレの床に足をつき、便座を抱えるように崩れ落ちた。<br />
	ペーパーホルダーの回る音がして、阿含が自身を拭いた紙を雲水の横に投げ捨てる。<br />
	衣擦れとベルトの音だけが聞えた。<br />
	「じゃあな。あ゛ー俺、今日は帰らねぇから」<br />
	阿含が個室から出て行った。<br />
	トイレの扉が背に当たる。<br />
	そのままでは外から丸見えだ。<br />
	雲水はなんとか体を動かして、トイレの鍵を閉めなおした。<br />
	動いたことで中に出されたものが外へ流れ出そうとする。<br />
	なんとか蓋を開けて便座に座ることができた。<br />
	ウォッシュレットがあったことにホッと息をつく。<br />
	痺れるような痛みが、また皮膚に傷を負ったことを伝えてくる。<br />
	便座で腰掛けていることも厳しいが、足が震えてまだ立ち上がれない。<br />
	これから会場に戻っても平静な表情を作る自信がない。<br />
	山伏に後でメールを送ることにして、少し落ち着いたら寮へ帰ろう。</p>
<p>
	&nbsp;</p>
<p>
	誰にも会うことなく、1階のエントランスにたどり着く。<br />
	多少足がふらつくし、傍から見れば顔色も悪いだろう。気分が悪くなったから帰ると言って疑われることがない程度に。<br />
	「雲水」<br />
	名前を呼ばれて前を見ると、ロビーの椅子から立ち上がる高見がいた。<br />
	「た、かみ」<br />
	「阿含が不機嫌そうだったし、お前が帰ってこないから心配になったんだ」<br />
	「そうか&hellip;すまん、大丈夫だ」<br />
	「&hellip;悪いが、そうは見えないな。まさか、殴られたんじゃないだろうな？」<br />
	眼鏡の奥で高見の目が細められる。<br />
	雲水は首を振った。暴力には違いないが、少なくとも殴られてはいない。<br />
	「ちょっと気分が悪くなっただけだ。俺は帰らせてもらう」<br />
	立っているだけで息が上がる。高見との話を切り上げるべく、横を通り過ぎようとした。<br />
	「待つんだ」<br />
	「放せっ」<br />
	突然腕をつかまれ、雲水の中で先ほどの阿含がフラッシュバックした。<br />
	押さえつけられる恐怖に勢いよく腕を振って相手を振り払う。<br />
	体の振動が脳を揺らし、雲水はそのまま床に倒れた。<br />
	「おいっ」<br />
	高見の焦った声が耳に残る。</p>
<p>
	&nbsp;</p>
<p>
	<br />
	額に冷たいタオルを乗せられた感触で目を開いた。<br />
	「気がついたかい？」<br />
	「高見&hellip;」<br />
	布団の感触と高見の腰の高さからベッドに寝かされているのがわかる。<br />
	視線を左右させるが見覚えのない部屋だ。病院や医務室の無機質ではない。<br />
	薄い色の壁紙に機能的な蛍光灯、モノトーンの家具。<br />
	「俺の部屋だよ。目の前で倒れられては放っておけないだろう」<br />
	「&hellip;迷惑を掛けた」<br />
	高見が小さく笑う。<br />
	「何か飲むか？」<br />
	雲水は首を振った。<br />
	シーツと着ている綿の感触が素肌をくすぐる。その感触に一瞬頭が白くなった。<br />
	服を、着替えさせてある。<br />
	「お、お前が脱がせたのか」<br />
	「ん？ああ」<br />
	高見は雲水に背を向けたまま返事をした。<br />
	つまり彼は痕跡に気がついたということだ。<br />
	シーツを握って、高見を見ないように横向きになる。<br />
	額のタオルがずれて落ちた。<br />
	「道着ではゆっくりできないだろう」<br />
	「&hellip;ありがとう」<br />
	誰が何をしたか、高見にわからないはずがない。<br />
	雲水は唇を噛んだ。<br />
	高見は少しの間雲水を見下ろしていたが、部屋を出て行った。<br />
	しばらくして扉の開閉する音がする。<br />
	「少し飲むといい」<br />
	上から高見の声が降ってくる。何か持ってきてくれたようだ。<br />
	雲水は動かず、返事もしなかった。<br />
	「雲水。薬もあるから、何か腹に入れるんだ」<br />
	シーツを握りなおして、雲水は下を向くように姿勢を変える。<br />
	フゥ、と高見のため息が聞えた。<br />
	サイドテーブルにトレイが置かれる音がする。<br />
	諦めてくれたかと力を抜いた瞬間、肩を掴まれて上を向かされた。<br />
	目の前に高見の顔があり、すぐに口をふさがれる。<br />
	舌で唇を割られ、口の中にポカリが流し込まれた。<br />
	雲水の喉が上下するのを待って、高見が離れる。<br />
	「なっにをっ」<br />
	飲み込めなかった雫を拭いながら抗議すると、ベッドに腰掛けたまま高見がサイドテーブルから薬と残りのポカリを差し出してきた。<br />
	「解熱剤を飲んだほうが良いぞ」<br />
	悪びれもしない態度に、文句を言う気力が萎えた。<br />
	大人しく起き上がってペットボトルと錠剤を受け取り、口の中に流し込む。<br />
	「どうも」<br />
	半分残ったペットボトルをつき返す。<br />
	受け取った高見は意地悪気に口の端を持ち上げた。<br />
	「セックス経験者なのに、キスくらいで動揺するんだな」<br />
	「キスは初めてだっ」<br />
	思わず正直に言い返して、高見に驚かれた。<br />
	バツが悪くなって視線を落とす。<br />
	「阿含と&hellip;恋人なんだろう？」<br />
	「あれは弟だ」<br />
	「してるんじゃないのか？」<br />
	なにを、かは言われなくてもわかる。<br />
	「アレはそういうものじゃない。あいつの気晴らしだ」<br />
	中学に上がった頃から阿含はやたらと雲水にイラついていた。<br />
	才能に差がありながら諦めきれない雲水が腹立たしかったのだろう。<br />
	その苛立ちをああいう形で雲水にぶつけているのだと思っているから、阿含を単純に責めることが雲水にはできなかった。<br />
	「ふーん、過激な兄弟シップだな。まあ、お前が童貞だと桜庭が安心するよ。なにかと張り合ってるみたいだから」<br />
	「俺の童貞がどう関係あるんだ」<br />
	「気になるだろ、そういうことって。男連中が集まるとそればっかりじゃないのか？」<br />
	言われてみると、その手の話題を雲水に振ってくる友人はいない。<br />
	一番張り合うべき阿含は競争相手にもならない。<br />
	首を傾げて考え込んでしまった雲水を高見が笑った。<br />
	「純粋培養で育てられているんだな」<br />
	馬鹿にされたようでムッときた。<br />
	「王城はカトリックの精神で結婚までの性交渉を禁じていると聞いていたが？」<br />
	「そんなものは建前さ。当たり前だろう？」<br />
	その通りなので返す言葉がない。女人禁制の神龍寺とて、外に恋人がいる人間もたくさんいる。阿含を筆頭に。<br />
	口調からも高見が経験者であることは間違いないだろう。<br />
	改めて高見の顔を見つめると、どのパーツも形よく整っている。目元を細めて微笑むと優しさがにじみ出るようだ。<br />
	顔良し、性格良し、良家の子息で、高身長高学歴とあっては女性の方から放っておかないのではないか。<br />
	「そんなに見つめられると照れるな」<br />
	「ああ、すまん」<br />
	誤りはしたが視線はそらさなかった。<br />
	高見の手が雲水に伸びてくる。顎を捕らえられ、顔を近づけられても避けなかった。<br />
	今度は柔らかく唇を合わせ、軽く吸い上げられる。それを繰り返されてゆっくりと綻んだ唇に舌が入り込んできた。<br />
	あくまで優しく口腔を侵食され、頭の芯がぼやけていく。軽く肩を押されただけでベッドに沈んだ。<br />
	口から離れた高見の顔が喉元に降り、緩やかに吸い上げられる。<br />
	雲水の体の線を静かになぞる手に、我知らず体が跳ねた。<br />
	高見が胸に隙間なく口付けを落としてから、突起を口に含んだ。<br />
	「やめっ&hellip;高見っっ」<br />
	背中を這い上がる快感に思わず拒絶の声が漏れる。<br />
	高見は一旦口を離し、伸び上がって雲水の顔を覗き込んできた。<br />
	「雲水の弱点を見つけたよ」<br />
	かけたままだった眼鏡を外し、サイドボードに静かに置く。<br />
	「な&hellip;に？」<br />
	「知りたいか？」<br />
	言いながら口付けられ、口移しに返事を返す。<br />
	「じゃあ、教えてあげるよ」</p>
<p>
	<br />
	<br />
	&nbsp;</p>
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>さんさしおん</name>
        </author>
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    <id>gourdon.blog.shinobi.jp://entry/321</id>
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    <published>2011-09-13T22:04:09+09:00</published> 
    <updated>2011-09-13T22:04:09+09:00</updated> 
    <category term="大学2年（２）" label="大学2年（２）" />
    <title>Ah. amusement park　おまけ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[雲水は最京大の試合を、できるだけ見に行くようにしている。<br />
情報収集のためでもあるし、単純に阿含が見たいというのもある。<br />
雲水が見に行けば阿含が喜ぶ、というのもあるし。<br />
<br />
金髪の悪魔がライフルを担ぎながら観客席に寄ってきた。<br />
「糞坊主、また来てんのか」<br />
「邪魔をしているつもりはないが」<br />
かわいい女性の黄色い声援を期待する男でもないだろうに。<br />
坊主頭が最前列を陣取っているのも普通の風景のハズだ。<br />
ヒルマはフェンスに体を預け、自チームを眺めている。<br />
銃口が金網とすれる音が不愉快だ。<br />
意識をそらすために雲水も最京大チームに視線を向ける。<br />
阿含と一休はベンチに座っている。<br />
阿含の右手首に白い布が見えた。<br />
「どうしたんだ」<br />
雲水のつぶやきをヒルマは聞き逃さなかった。<br />
「ここに現れた時には巻いてやがったぜ」<br />
朝、家を出るときにはなんともなかったはずだ。<br />
それが試合が始まる数時間で。<br />
しかし阿含に限って不慮の事故はありえない。<br />
「たいした相手でもねぇからな。温存するか」<br />
ヒルマの語調は独り言風だったが、あきらかに視線を雲水に向けて、面白そうに口端を持ち上げている。<br />
「この程度の相手に温存されては、ヤツのプライドが傷つく。無用な気遣いはやめろ」<br />
雲水はあえて顎を持ち上げ、見下すようにしながらヒルマに笑いかけた。<br />
「悪化してもしらねぇぞ。体調管理させねぇのか」<br />
「あの程度の怪我を悪化させる阿含じゃないだろう」<br />
そもそも怪我をした原因だってくだらないことに違いない。<br />
「賭けるか？」<br />
ヒルマが銃口を雲水に向けてくる。<br />
「いいだろう」<br />
答えてから、雲水は考えた。<br />
「30点、でどうだ」<br />
ヒルマがクックックッと肩を振るわせる。<br />
「ひでぇ兄ちゃんだ」<br />
「その程度は働かせろ。遊ばせるな」<br />
ヒルマはもう一度笑って、歩き始めた。<br />
「おいっ、何を賭ける」<br />
雲水がヒルマの背に問いかけると<br />
「糞坊主が勝ったら、なんでも言うこと聞いてやる」<br />
それだけ答えて手を振った。<br />
雲水は負ける気がしていないから、こちらから条件は必要ないと判断する。<br />
「阿含に言っておけよ」<br />
今度はさらに大きい声で言う。<br />
その声に阿含が反応して顔を上げた。<br />
雲水は右手で３、左手でゼロを作って阿含に見せる。<br />
それからヒルマを指さした。<br />
言いたいことがわかったらしく、阿含が嫌そうに顔をしかめた。<br />
これで、賭は勝った、と雲水は安心してデータ集めに専念することにした。]]> 
    </content>
    <author>
            <name>さんさしおん</name>
        </author>
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    <id>gourdon.blog.shinobi.jp://entry/320</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://gourdon.blog.shinobi.jp/%E5%A4%A7%E5%AD%A62%E5%B9%B4%EF%BC%88%EF%BC%92%EF%BC%89/ah.%20%20amusement%20park" />
    <published>2011-05-30T18:28:18+09:00</published> 
    <updated>2011-05-30T18:28:18+09:00</updated> 
    <category term="大学2年（２）" label="大学2年（２）" />
    <title>Ah.  amusement park</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「31日は雲水くんの誕生日会するからねー」<br />
1週間前、セナたち1年生が片付けをしていると、帰り支度を終えた栗田にそう声をかけられた。<br />
泥門組はなにかにつけてパーティーをすることに慣れているけれど、『あの』金剛雲水に『誕生会』を開くというのはセナにとって衝撃で、思わずフリーズしてしまう。<br />
入学して2ヶ月近く。<br />
以前に比べれば親しみやすい人だとわかっているが。<br />
「何か用意するものはありますか？」<br />
非常に冷静に聞いたのは陸だった。<br />
「ううん、雲水くんのリクエスト聞いて準備はできてるよ」<br />
「全員集まれよ、スマートに」<br />
コータローがそう言いながら陸に封筒を手渡した。<br />
先輩二人は用は済んだと帰って行く。<br />
彼らを見送ってから、1年生は陸を取り囲んだ。<br />
陸は受け取った封筒の中身を取り出す。<br />
「・・・遊園地？」<br />
<br />
<br />
<br />
5月31日。<br />
集合時間は最終のコマを受けてからでも間に合う5時。<br />
セナたちアメフト部1年生はそろって指定された遊園地にやってきた。<br />
「本当にここでパーティーなのかな」<br />
「やっぱ、金はあとで徴収だよなぁ」<br />
セナとモン太は困り顔を見合わせる。<br />
ヒルマがいれば金の心配などいらないのだが・・・。<br />
「それにしても本当に雲水さんがここでやりたいって言ったのか？」<br />
陸は遊園地の可愛らしい看板を見上げて首を傾げた。<br />
「行けばわかるっしょ。陸、券、券」<br />
水町は単純に遊園地で遊びたいらしい。<br />
集合場所は入場ゲートの先だったので、陸が全員分のチケットをモギリの女性に渡す。<br />
一人ずつが持っていると絶対なくす人間が出るからと、今日まで部室の陸のロッカーに入れっぱなしにしていたのだ。<br />
「私がいっちばーんっ」<br />
ローラースケートで鈴音が滑り込むのにセナたちも続く。<br />
先輩たちの姿を探してセナは周囲を見回した。<br />
「ケケケ、ようやく来たか」<br />
「ヒルマさんっ」<br />
声の方を振り返ると、相変わらず機関銃を肩から提げたヒルマが立っていた。<br />
「ちょうどいい時間だ」<br />
「これで全員そろったね－」<br />
「スマートだぜっ」<br />
ヒルマのやや後方に雲水、栗田、コータローが立っていて、さらにその陰に阿含もいる。<br />
「ああああ、あのー、これは・・・？？」<br />
セナは恐る恐るヒルマをうかがう。<br />
「ケケケ、糞坊主が賭けに勝ちやがったからな。望みを聞いてやるんだよ」<br />
「えっ」<br />
ヒルマに賭で勝つ人間がいるのか！？<br />
そして、本当に雲水が遊園地に来たがっていたのか！<br />
「賭をしていたつもりはないんだがな」<br />
雲水はそう言いながら「もらえるものはもらう」と笑った。<br />
「なーんでアゴンヌもいるわけぇ？」<br />
水町の危機感のなさは尊敬に値する。<br />
阿含のきつい睨みも怖くないらしい。<br />
「すまんな、俺が誕生日と言うことはコイツも誕生日なんだ。一緒に祝ってやってくれ」<br />
「そそそそそそんな、滅相もないっっ」<br />
雲水に頭を下げられて、セナはなんだか訳のわからない返事をしてしまった。<br />
「ヒルマのおごりのフリーパスで23時まで遊べるんだよ～」<br />
栗田が全員に首から提げるパスポートを渡す。<br />
「基本的には自由行動だが、7時に一度集まってメシを食べよう。集合場所はここだ。質問がなければ解散っ」<br />
「ハイッ」<br />
雲水の号令に1年生たちは思わず背をタダして大きな返事をしてしまう。<br />
周囲の視線が集まって少し恥ずかしい。<br />
「どこから行こうか」<br />
セナが言うと、鈴音と水町が園の地図を広げてあちらこちらと指さし始める。<br />
「私、ジェットコースター乗りたい！」<br />
「俺はね、俺はね」<br />
あまりの大騒ぎにモン太が割って入った。<br />
「待て待て、そんないっぺんにあちこち行けないだろ。順番決めようぜ」<br />
「と言ってもどう回ればいいんだ？」<br />
陸も地図をのぞき込んだ。<br />
セナは先輩たちはどうするのかと顔を向けてみると、雲水が阿含に<br />
「まだか」<br />
と言っている。<br />
阿含が遊園地の地図を広げて<br />
「ウルセー、黙ってろ」<br />
と返事をしているので、セナはそそっと雲水の近くに移動した。<br />
背後に立ったセナに気がついた雲水が振り返ったので、思い切って聞いてみる。<br />
「どれから乗りますか？」<br />
「今、阿含が最短距離最短時間で全乗り物を制覇するルートを割り出している。それに沿って動くんだ」<br />
雲水が楽しそうに笑っているので、セナも引きつりながら笑い返した。<br />
か、神の能力の無駄遣い・・・。<br />
とは思っても口に出せない。<br />
「んじゃあさー、俺らもそれについて行けばいいんじゃね？」<br />
「そうだな、それが確実だ」<br />
雲水の台詞を聞いていた水町と陸が頷いている。<br />
たしかにせっかく来たのだから、全部の乗り物に乗れる方がいい。<br />
「おし、行くぜ、雲水」<br />
「よし、道を逸れるなよ阿含」<br />
地図を素早くたたんだ阿含と雲水が走り出してしまったので、1年生たちで慌てて後を追った。<br />
<br />
<br />
<br />
3つめの乗り物が終わったところで、次の乗り物に向かって駆けだしていく雲水と阿含をなんとなく他の人間は見送ってしまった。<br />
「・・・ハァ」<br />
誰ともなく疲れ切ったため息をはく。<br />
「もう、別行動にしよう」<br />
陸の言葉に頷く。<br />
乗り物に乗っては阿含が雲水の肩を抱き、唇の触れそうな距離で会話をする。<br />
肩に届かなければ手をつなぎ、雲水が阿含の髪をかき上げる。<br />
完全に二人はデートモードだ。<br />
自分たちはお邪魔虫にもなれない、本人たちの意識の外でついて回る金魚のフン。<br />
全乗り物制覇、というからにはメリーゴーランドやコーヒーカップにものるに違いない。<br />
そんな金剛兄弟は見たくない。<br />
「栗田たちどこだよーぉ」<br />
水町が吠えると、モン太がやっぱり疲れた顔で答えた。<br />
「コータロー先輩とヒルマ先輩はわかんねぇけど、栗田先輩はあそこだろ」<br />
モン太の指さした方を見て、セナもその通り、と頷く。<br />
後で食事を取る予定のフードコート。<br />
きっと解散直後からそこを占拠しているだろう。<br />
「それでいいよ。なにか飲も」<br />
鈴音がローラーの方向を定めた。<br />
セナは金剛兄弟が消えていった方向を見る。<br />
まあ、二人の誕生日だもんな。<br />
お裾分けをしてもらったことをありがたく思って、二人の邪魔をしないことをプレゼントにしよう。<br />
「セーナーっ」<br />
駆けだしていた鈴音に呼ばれる。<br />
「今行くよーっ」]]> 
    </content>
    <author>
            <name>さんさしおん</name>
        </author>
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    <id>gourdon.blog.shinobi.jp://entry/308</id>
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    <published>2011-02-09T21:00:00+09:00</published> 
    <updated>2011-02-09T21:00:00+09:00</updated> 
    <category term="パラレル" label="パラレル" />
    <title>Harassment</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p>「あ゛あ？誰がこの始末つけやがんだっ！」<br />
階全体に響くような怒鳴り声に、目の前に立っている二人だけでなく、部屋の隅でコピーを取っていた女性社員までが震え上がる。<br />
巨大なガラスを背景にする唯一の席で書類を叩きつけた男は、当会社の社長令息にして、このフロアを仕切る室長、金剛阿含。<br />
その狭い通路を挟んで垂直に並べられた机の一番近い席に座る俺は、名字が偶然同じだったために彼と兄弟だと思われることがある。<br />
実際、血のつながりのない赤の他人だ。<br />
世界的企業DiamondCorporationに楽には入社できない程度には。</p>
<p><br />
チッと盛大に舌打ちして、阿含が前に並んだ二人を手で追い払う。<br />
「雲水、始末、手伝え」<br />
「&hellip;わかった」<br />
人の壁がなくなって、阿含の声が直に通る。<br />
「他のヤツラは邪魔だ」<br />
この一言で、俺以外は残業禁止だ。<br />
阿含は驚異的なスピードで仕事をこなすが、周囲に他人がいると気が散ると言って、普通の社員が仕事をしている時間に席にいることが少ない。<br />
今日も退社時間もせまった先ほどやってきて、部下の失態を知るなりの怒鳴り声だった。<br />
ただの二世なら不満も出ようが、１００年に一人の天才と言われるほどの企画力と営業力をもっている阿含に声を掛けてもらえるだけで幸せという人間の方が多い。<br />
そのなかで仕事の能力を買われている自分は特別な域だろう。<br />
うれしくはないが。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />
階の人間が全員退社したことを確認して、阿含がセキュリティーに連絡をする。<br />
「あ゛ー俺。残業すっから誰も来させんな」<br />
これでエレベーターもこの階をスルーする。<br />
机の前に立って指示を待っていた俺に阿含がカギを投げつけた。<br />
「じゃ、これから雲子ちゃんタイムな」<br />
阿含専用に作られている仮眠室のカギを受け取って背を向けた。<br />
「早くしろよ」<br />
頷く気にもなれないので、黙って部屋を出る。</p>
<p><br />
仮眠室、という名前がふさわしくない広くはないが堂々としたベッドやスツールの置かれた部屋で、ウォーキングクローゼットを開ける。<br />
きちんと吊された女性用の白い半袖ブラウスに紺色のスカートを手に取った。<br />
他は派手派手しい色柄のシャツやスーツなので、本来地味な服が異様に目立つ。<br />
ネクタイの結び目に手をかけてシュルッとほどき、きっちり上まで止めているワイシャツのボタンを外す。<br />
シャツもズボンも脱いで、残ったのはサーフパンツだけ。<br />
以前はボクサータイプを身につけていたが、阿含からこのタイプにするように言われて変えた。<br />
阿含がわざわざ海外から取り寄せたブラウスを羽織るが、いくら大きいものを選んでも筋肉質な体格の自分が着れば上手くボタンがとまらない。<br />
仕方なく第２ボタンまではとめることを諦めた。<br />
スカートも大きめではあるが細身に作られている型のせいでどうにも足にひっかかる。<br />
なんとか腰まで持ち上げて左横でファスナーを閉じスナップをかけた。<br />
太股に布が張り付くようで、歩くにも窮屈だ。<br />
女性の足ならばいくらか余裕があるだろうが、よくもまあこんな動きにくい服で軽快に仕事をこなしていると今更ながら尊敬する。<br />
脱いだ服はドレッサーの椅子にかけ、部屋の扉になぜか貼り付けてある大きな鏡を見ないようにしながら部屋を出た。</p>
<p><br />
職場に戻ると阿含は真面目にパソコンに向かっている。<br />
戻ってきたことも気にかけていないようだ。<br />
自分の机に座って積み上げられている書類に向かう。<br />
これで気がすめばいいのだが。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />
俺は別に喜んで女装をしているワケじゃない。<br />
阿含と初めて会ったのは、まだ３ヶ月ほど前の異動の歓迎会だった。<br />
俺はもちろん次期社長で天才的能力の金剛阿含を知っていたが、まわりを取り囲まれている彼とは特にその時は接触がなかったと思う。<br />
そのはずだが、なぜか次の日起きたときには全裸で彼の横で寝ていた。<br />
おそらく飲まされすぎた自分を引き取ってくれたのだろうと礼を言うと、おもむろにデジカメを見せられた。<br />
「なっ」<br />
どうみても男のイチモツを口にくわえている俺。<br />
大股を開かされて勃起した姿をさらされている俺。<br />
四つんばいで誰かのモノをケツに突っ込まれている俺。<br />
絶妙に相手の顔は見えない。ただ、俺の顔はしっかりわかる。<br />
「あ゛ーこんな写真、会社にバラ巻かれたら大変だ。なぁ、雲子ちゃん？」</p>
<p><br />
それから阿含は折に触れて俺にいろいろな要求をしてくるようになった。<br />
俺は断れない。<br />
会社を辞めよう、と思わなかったわけではないが、今まで築いてきた信頼や仕事のやりがい会社の待遇の良さにどうしても踏ん切りがつかない。<br />
阿含のことも一緒に仕事をすればするほどそのすごさに尊敬が募って、一緒に仕事をすることの楽しさの方が先に立った。<br />
だからといって、コレを喜んでいるワケじゃないが。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />
「おい、雲子」<br />
「なんだ」<br />
パソコンから目を離さずに返事を返す。<br />
「茶」<br />
その言葉に手を止めた。<br />
画面の隅のデジタル表示を確かめると、始めてから２時間経っている。<br />
黙って立ち上がって、レストルームで自動給茶器からプラスチックカップに煎茶を注ぐ。<br />
コーヒーもあったが、茶、と言われたのでこちらがいいんだろう。<br />
自分の分も入れて、トレイに乗せて運ぶ。<br />
「ほら」<br />
椅子の背もたれに大きく背を預けて仰け反るように資料を見ていた阿含にトレイごと差しだした。<br />
ちらりとこちらを見た阿含は資料に視線を戻して手を伸ばしてくる。<br />
手がカップに触れた途端、大きくカップは傾いて落ちた。<br />
あ、と思うヒマもなく、カップは阿含に向かって茶をまき散らし、床に転がる。<br />
「あーあ」<br />
阿含が間延びした声を上げる。<br />
狙い澄ましたように、カップの中身は阿含の股間にぶちまけられていた。<br />
「どうすんの？コレ」<br />
資料を右手に持ったまま、左手の人差し指がそこを指す。<br />
雲水は溜息をついて、トレイを阿含のデスクに置いた。<br />
「どうすればいいんだ」<br />
「お、雲子ちゃん素直ぉ」<br />
「で」<br />
「拭けよ」<br />
「雑巾を持ってこよう」<br />
「ざけんな。てめぇの履いてるモンで拭け」<br />
俺の足を包んでいるだけで張り伸びている布に、阿含の服を拭く余裕があるとは思えないが、命令ならば従わなければならない。<br />
なんとかスカートの前をつかんで腰をかがめて阿含の足の間を拭く。<br />
ポリエステルの布地が染みこんでいく水分を吸い取れるわけもなく、上からただ押さえるだけではなんの意味もなかった。<br />
いや、押さえるたびに阿含の股間が硬度を増している。<br />
「あ゛ー下にも染みてきた。どうすんだよ」<br />
手を放して、阿含が大きく広げた足の間の床に膝をつく。<br />
ベルトに手をかけバックルを外す。<br />
スナップとファスナーを下ろすと、阿含が軽く腰を上げた。<br />
奥歯を少し噛んで間をおく。<br />
思い切って阿含のズボンを足の付け根まで下ろす。<br />
阿含の言うとおり、ボクサーパンツの前面には水が大きく染みていた。<br />
その先はどうすればいいかわからず、阿含を見上げる。<br />
「吸い取れよ」<br />
噛み締めた奥歯が軋む。<br />
逡巡していると、阿含が片足を持ち上げて軽く背中を蹴ってくる。<br />
大きく息を吐いて、ゆっくりと膨らんでいる股間に口を寄せた。<br />
濡れた布の感触が気持ち悪い。<br />
それ以上に下から感じる熱と塊が気持ち悪かった。<br />
ただ口を当てているだけでは阿含の要求を満たさない。<br />
少し口を開いてちょうど口に収まる部分、考えるまでもなく阿含の竿、を横から加えるようにしてちゅぅっと吸い上げる。<br />
それだけで阿含がまた固くなったようだ。<br />
そこだけに同じことを繰り返していると、頭の上から声がかかる。<br />
「濡れてんのそこだけじゃねぇだろ」<br />
唇を曲線に沿って移動させ、上から順に吸い上げながら下に降りる。<br />
布の下から液体が染み出てきても、阿含は止めさせない。<br />
だんだん息が上がってきたこっちに比べて、阿含は変わらず資料を読み時折メモをとっている。<br />
「あっ」<br />
下から阿含を観察するように見上げていると、突然阿含の足が俺の足の間に割り込んできて、中心を押さえつけてきた。<br />
「余裕あんじゃねぇか。真面目にやれよ」<br />
遮るものが薄布一枚という条件は阿含と変わらないはずなのに、指先で強弱をつけていじられると、体が震えて先ほどまでの姿勢を維持できない。<br />
口で吸わなくてはいけないのに、阿含の足の指ばかりに気を取られて、顔で股間を押しつけるのが精一杯になってくる。<br />
「楽しんでんなぁ」<br />
喉の奥で笑いながら阿含が空いている手で自分の下着を下ろし、勃ち上がっているモノを眼前にさらしてきた。<br />
足の動きは止められてしまい、腰を床に擦りつけたいが、スカートが邪魔をしてそれもできない。<br />
我慢できずにスカートを足の付け根までまくり上げて、自分のモノを右手に握りながら、ゆっくりと阿含を直接口に含んだ。<br />
「すげぇカッコ」<br />
そう言いながら、阿含の携帯のフラッシュが光る。<br />
ああ、また写真を撮られた。<br />
写真を取り戻すどころか増えるばかりだ。<br />
竿を上から下から舐め上げ先端を吸うのを繰り返していると、阿含が頭を押さえてきた。<br />
口を開けてすべてを飲み込むと、突然腰を振ってのどを突き上げてくる。<br />
異物を吐き戻そうとするが許されるわけもなく、阿含の腰に手をあててその動きに合わせるしかなかった。<br />
喉の奥に奔流を感じて逃げようとする頭を更に強く固定される。<br />
「げぇっごほっ」<br />
「あー雲子ちゃん、大丈夫？お茶、飲めば」<br />
噎せ返っている俺の頭に、阿含が冷たくなった茶を注いできた。<br />
坊主頭にそって流れた茶は、すぐに着ている白いブラウスに薄緑の模様を作る。<br />
「あー悪ぃ」<br />
一つも悪いと思っていない声。<br />
「じゃあ、今度は俺がキレイにしてやるよ」<br />
そう言いながら床に座り込んでいた俺の脇に手を入れて、易々と持ち上げデスクに座らせた。<br />
薄いブラウスにできた水の流れに透ける乳首に阿含が噛みつく。<br />
「ぁあっ」<br />
「あ゛ー吸い取るんだったな」<br />
そのまま強く吸い付かれ、大きく仰け反った。<br />
両腕は阿含によってデスクに固定され、まくり上げたままのスカートから見えている俺には手も触れられない。<br />
いつまでも同じところで同じことを繰り返されて、腰が震えることを止められなかった。<br />
「あ、阿含っ」<br />
「なーに」<br />
言いながら顎の下に吸い付かれる。<br />
「さ、触って」<br />
「どこに」<br />
「お、俺」<br />
「触ってんだろー」<br />
「違っ」<br />
「じゃーどこよ。言い方教えただろ」<br />
そう言って阿含が俺から手を放した。<br />
おもむろに携帯をいじって、動画を再生させる。<br />
見たくない、聞きたくない。<br />
顔をそらして阿含の望む答えを言った。<br />
&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>さんさしおん</name>
        </author>
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    <id>gourdon.blog.shinobi.jp://entry/313</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://gourdon.blog.shinobi.jp/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%EF%BC%91%E5%B9%B4/ah.montana" />
    <published>2011-01-25T17:10:45+09:00</published> 
    <updated>2011-01-25T17:10:45+09:00</updated> 
    <category term="大学１年" label="大学１年" />
    <title>Ah.Montana</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「では、自己紹介してくれ。セナから」<br />
「は、はいっ」<br />
合格発表を見てすぐに試合に出た僕たちは、試合が終わってからメンバーの前で自己紹介をすることになった。<br />
居酒屋で歓迎会を開いてくれることになり、その席でリク、水町くん、モン太、鈴音、僕は一列に並んで立ち上がった。<br />
コータローさんは「知ってる顔ばっかりだ」と言って自己紹介なんていらないと言ってくれていたから、こういう場が苦手な僕はほっとしていたんだけれど。<br />
雲水さんに「「初めが肝心だ」と真面目な顔で見られたら、おずおずと立ち上がるしかなかった。<br />
雲水さんって迫力あるんだよなぁ。<br />
<br />
「えっと、泥門高校からきました。小早川瀬名です。えーっと、そのぉ、えええっと、よろしくお願いしますっ」<br />
結局気の利いたことが言えなかった。<br />
がっかりしながら座る僕に栗田さんが暖かい拍手を送ってくれる。<br />
相変わらず、優しいなぁ。<br />
「じゃあ、次は俺っすね。雷門太郎、キャッチで世界一になることが目標ッす。よろしくっ」<br />
ビシィッと親指を立て、ウィンクをしたモン太に先輩たちは「元気がいいなぁ」と惜しみなく拍手をしてくれた。<br />
なんて暖かい部なんだ。<br />
「あ、それから俺のことはモン太って呼んで下さい」<br />
座りかけたモン太が付け足した。<br />
「そういえば、どうしてモン太なんだ？」<br />
真面目な雲水さんが真面目に聞いてきた。<br />
「もちろん、伝説のジョー・モンタナからっすよ」<br />
モン太は元気よく答えたが、まだヒルマさんのウソを信じていたのかと僕は内心驚き、先輩たちも「あれってQBじゃあ・・・」と小声を交わした。<br />
けれど、雲水さんだけは真面目だった。<br />
「モンタナマジックを実現させてくれるWRになる、ということだな。すばらしい目標だ」<br />
目を細めて笑顔でモン太を賞賛している。<br />
・・・本気だ。<br />
<br />
なんとなく、雲水さんが最京にいかなくてよかったかも、と思った。<br />
ヒルマさんの口車を真に受ける雲水さんに怒りまくる阿含さんの図、っていうのが浮かんでしまったから。<br />
<br />]]> 
    </content>
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            <name>さんさしおん</name>
        </author>
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    <id>gourdon.blog.shinobi.jp://entry/319</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://gourdon.blog.shinobi.jp/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B92010%EF%BC%88%E5%A4%A7%EF%BC%92%EF%BC%89/ah.%20christmas%20%EF%BC%88%E8%A9%A6%E5%90%88%E8%A6%B3%E6%88%A6%EF%BC%93%E3%83%BB%E6%B0%B4%E7%94%BA%EF%BC%89" />
    <published>2010-12-30T12:09:47+09:00</published> 
    <updated>2010-12-30T12:09:47+09:00</updated> 
    <category term="クリスマス2010（大２）" label="クリスマス2010（大２）" />
    <title>Ah. Christmas （試合観戦３・水町）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p>陸に睨まれたので、肩をすくめてみせる。<br />
怒っているわけじゃなさそうだなー。照れてる？<br />
ちらりと後を盗み見ると、女の子たちは陸をじっと見ていた。<br />
絶対、アメフト興味ないだろ。<br />
あー俺も「一緒にアメフト観に行こうよ」って言えばよかったな。<br />
陸ばっかもててるみたいじゃん。<br />
って、あの子たちは俺が本命じゃなかったか。こんな寒いトコ、俺が誘っても来ないかも。<br />
乙姫先輩たちは冬場のシーズンでもあんな薄着で応援してくれてたんだなぁ。<br />
体動かすから暖かい、って言ってたけど。<br />
俺たちが試合している間はチアないから寒かったんじゃねぇかな。<br />
そんなこと、考えたことなかった。<br />
この間も乙姫先輩のチア、かっこよかったな。今度会ったとき、そう言お。</p>
<p>「雲水さーんっ」<br />
この声は。<br />
やっぱり細川一休じゃん。お、阿含も一緒だ。<br />
一休は軽く俺らにも挨拶してくれたけど、阿含はなんにも言わずに雲水の横に座った。<br />
「来たのか」<br />
「ああ゛？来ちゃ悪ぃのかよ」<br />
「予定があるって言ってなかったか？」<br />
「てめぇこそ黙ってやがったな」<br />
「何を？」<br />
「カス共と飲むなんざ聞いてねぇぞ」<br />
「試合観戦と飲み会はセットでヒルマから案内が来ていたぞ。お前だって直接ヒルマ達から聞いてただろ」<br />
阿含が雲水を睨んだのが見える。<br />
黙ってゴロンと膝に横になった。頭は雲水の太ももに乗せて。<br />
・・・アゴンヌ、パーティのこと教えてもらえなかったのかな？カワイソー。<br />
それにしたって、スタンドのベンチって寝心地悪くねぇの？<br />
普通に座ってた方が楽だけどなぁ。<br />
寝ると寒くて死んじゃうかもよ。「寝るな、死ぬぞー」ってヤツ。<br />
まあホントには寝ないだろうけどさ。</p>
<p><br />
いろんな大学や高校が続々と集まってきて、挨拶したりしゃべったりしてたら、ようやく試合が始まった。<br />
うー、サムサム。手袋してくれば良かったなー。冷えちゃったよ。<br />
「雲水さん、神龍寺のQB、控えじゃないですか？」<br />
出てきた選手を見て陸が前の座席に乗り出した。<br />
「関東大会の決勝で少し捻ったそうだ」<br />
雲水が体を捻って陸に返事をする。<br />
陸の視線がフィールドじゃないところでちょっと止まった。<br />
それから慌てたみたいに目をそらす。<br />
なになに？なんかあった？<br />
俺もちょーっと背を伸ばして雲水をのぞき込んだ。<br />
体を向けてる反対からだから気づかれないはず。<br />
背中からのぞき込んだら、雲水が両腕を自分の腿の上でそろえているのが見えた。<br />
でも、手の先はアゴンヌの体に隠れている。</p>
<p>あ、雲水、アゴンヌの下に手を入れて暖めてんだー。</p>
<p>そんでアゴンヌ寝転んだのか。</p>
<p>なっかいーんでやんの。<br />
&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>さんさしおん</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>gourdon.blog.shinobi.jp://entry/318</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://gourdon.blog.shinobi.jp/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B92010%EF%BC%88%E5%A4%A7%EF%BC%92%EF%BC%89/ah.%20christmas%20%EF%BC%88%E8%A9%A6%E5%90%88%E8%A6%B3%E6%88%A6%EF%BC%92%E3%83%BB%E9%99%B8%EF%BC%89" />
    <published>2010-12-29T21:31:16+09:00</published> 
    <updated>2010-12-29T21:31:16+09:00</updated> 
    <category term="クリスマス2010（大２）" label="クリスマス2010（大２）" />
    <title>Ah. Christmas （試合観戦２・陸）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p>今年のクリスマスボウルも帝黒対神龍寺の伝統の決戦だ。<br />
俺たちは雲水さんに続いて神龍寺側のスタンドに入った。<br />
１００人超の鬱金色の道着が中心に集まって座っている。<br />
後ろから見ただけでもすごい圧迫感だ。<br />
雲水さんは彼らの目をを避けるように、スタンドの後方を進んでいた。<br />
俺たちも続く。<br />
しかし鬱金色の中の一人が偶然後ろを振り向いた。<br />
そいつが慌てた様子で周囲に声を掛ける。<br />
すると、一斉に神龍寺の応援団が立ち上がり、俺たちの方を振り向いて左掌に右拳を合わせる独特の作法で頭を下げた。<br />
ザッという音に合わせて風が起こったかと思うほどの勢いだ。<br />
雲水さんは苦笑しながら立ち止まって同じ礼を返すと、解散という風に左手を振った。<br />
神龍寺の連中はその合図で座ったけれど、視線をちらちらと雲水さんに送っている。<br />
こういう集団の規律を見せられると、神龍寺はさすがだと思う。<br />
西部はどちらかというと自由だったからなぁ。<br />
「なーに？あれ」<br />
「コワイぃ」<br />
俺の後ろを歩いていた女の子達がヒソヒソと言葉を交わす。<br />
ああ、女子にはそういう風に思われるのか。<br />
男子校ってちょっと辛いな。<br />
俺はかっこいいって思ったけど。<br />
大集団の敬礼を片手でいなしてみたいよなぁ。</p>
<p>雲水さんは結局神龍寺応援団から距離を取って席を決めた。瀬名、鈴音、モン太を前に座らせて、コータローさんと栗田さんと並んだ。<br />
俺と水町はその後に座る。<br />
俺についてきた女の子たちは俺の後ろに並んだ。<br />
「たまに説明してね」<br />
一人がそう言ってきたので、<br />
「ああ」<br />
と頷いておく。<br />
「陸、陸、すげぇじゃん。モテモテ？」<br />
水町が俺に耳打ちしてきた。<br />
否定するのもおかしいけれど、単純に頷きにくくもある。<br />
俺は黙れ、という意味を込めて水町の鳩尾に肘を軽く当てた。</p>
<p>&nbsp;</p>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>さんさしおん</name>
        </author>
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    <id>gourdon.blog.shinobi.jp://entry/317</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://gourdon.blog.shinobi.jp/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B92010%EF%BC%88%E5%A4%A7%EF%BC%92%EF%BC%89/ah.%20christmas%20%EF%BC%88%E8%A9%A6%E5%90%88%E8%A6%B3%E6%88%A6%EF%BC%91%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%8A%EF%BC%89" />
    <published>2010-12-28T00:01:00+09:00</published> 
    <updated>2010-12-28T00:01:00+09:00</updated> 
    <category term="クリスマス2010（大２）" label="クリスマス2010（大２）" />
    <title>Ah. Christmas （試合観戦１・セナ）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[僕が集合場所に着くと、陸以外は全員来ていた。<br />
「おはよう、セナ」<br />
雲水さんがすぐに気づいて挨拶をしてくれる。<br />
「おはようございます」<br />
「おっはよ」<br />
「おはよー」<br />
「おっす」<br />
挨拶を交わして時計を見る。<br />
時間まであと5分。<br />
最近は陸の寝坊も少なくなったので、きっともうすぐ来るだろう。<br />
そう思いながら今日の試合について皆で話をしていると、ぎりぎりになって陸が到着した。<br />
「すみませんっ遅れました」<br />
「遅れてないぜ、陸」<br />
陸に返事をしたモン太がそのまま固まった。<br />
「りりりく、その人たちは？」<br />
僕は思わず瞼をパチパチと動かしながら陸とその周りを確認した。<br />
「えーっと、アメフトを観たいっていうので」<br />
「よろしくお願いしまーす」<br />
陸の後ろに並んでいた女の子4人が笑顔で挨拶をしてきた。<br />
「よよよよよよろしくぅ」<br />
他の人が挨拶するのに合わせて、僕も小声で挨拶を返しす。<br />
「イタッ」<br />
なぜか横に立っていた鈴音に足を踏まれた。<br />
なんで？と思って鈴音の顔を見たけれど、そっぽを向いている。<br />
「全員そろったな。では、行こう」<br />
雲水さんは人数が増えたことを気にもせず、先頭に立ってスタジアムに向かった。<br />
僕も後に続こうとして、モン太に肩を掴まれる。<br />
「なに？」<br />
「あーっと、人が多いからさ、はぐれないようにしようぜ」<br />
モン太はそう言って、鈴音を僕に押しつけてきた。<br />
ぎゅーっと押されて、鈴音が僕の左腕にしがみついてくる。<br />
「もももモン太、鈴音がつぶれるよ」<br />
「悪ぃ悪ぃ。とにかく行こうぜ」<br />
モン太は自分が引き留めたくせに、僕たちの前を歩き始めた。<br />
「ほらっ、行こうっ」<br />
鈴音は腕を絡めたままで僕を引っ張る。<br />
入り口に向かって人波が集まっていた。<br />
確かに、はぐれないようにした方がいいかもしれない。<br />
引っ張られるままに僕はスタジアムの中に滑り込んだ。<br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>さんさしおん</name>
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    <published>2010-12-26T18:00:00+09:00</published> 
    <updated>2010-12-26T18:00:00+09:00</updated> 
    <category term="クリスマス2010（大２）" label="クリスマス2010（大２）" />
    <title>Ah. Christmas （鈴音、モン太）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「セーナ。<br />
明日のパーティね、まも姉とドレス着ようって言ってるんだよ」<br />
「へーえ、すごいね」<br />
<br />
クリスマスについて鈴音がセナと交わした台詞はそれだけ。<br />
もっとさ、「どんな色？」とか「たたた丈はみみみ短いのかなー」とかさ、興味持ってくれたっていいのに！<br />
「パーティの後は予定ある？」とかさ・・・。<br />
いっつもアメフトアメフトアメフト。<br />
そりゃあ、アメフトしているセナが一番かっこいいけど。<br />
っていうか、それ以外の時はそんなにかっこよくない・・・ううん、あれはかわいいの！うん、そう、そう。<br />
格好いいとこも、かわいいとこも、情けないとこも、みんな好き。<br />
だけど・・・だけどさ。<br />
<br />
<br />
全然、気持ちに気がついてくれないとこは<br />
<br />
キライ<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
--------<br />
<br />
<br />
<br />
セナが栗田先輩に呼ばれて部室を出て行った後、鈴音がなんか下向いてた。<br />
さっきまで楽しそうだったけどな。<br />
明日はまもりさんと二人でドレスを着るって言ってた。<br />
おおおお、俺はべつに、なんにも想像してないぜ！<br />
まもりさんのドレスが真っ赤で、すすすすっっげースリットが入ってきれいな足が見えてたらどうしよう！なんてそんなっ！！<br />
はっ、妄想MAXしてる場合じゃない。<br />
しっかしセナももーっちょっとこう、よぉ。男気みせるっつーかさぁ。<br />
鈴音が言って欲しいことなんて横で見てた俺には丸わかりだったのによぉ。<br />
<br />
「明日、何着るんだ？」<br />
「・・・モン太。えっとね、まも姉はロングドレスにするって言ってた。この間、二人で見に行ったんだ。オフホワイトのね、すっごくきれいなの」<br />
「お前だよ、お前は何着るんだよ」<br />
「私？え？私のこと、聞いてたの？」<br />
「あったり前だろ」<br />
「モン太はまも姉にしか興味がないと思ってたよー」<br />
「そそそそりゃ、まもりさんは好きだけどさ。・・・話したかったんだろ」<br />
セナに、とは言わなかった。<br />
鈴音は俺の言わなかった言葉に気がついたらしく、小首を傾げて上目遣いで俺を見上げた。<br />
おい、やめろ。なんかドキドキすんだろ。<br />
「モン太にさえわかるのにねぇ」<br />
さえ、は余計だっつーの。俺はセナほど鈍くないぜ。<br />
それから鈴音はずーっとセナの文句を言っていた。<br />
うれしそうに笑いながら。ちょっと頬を染めたりして。<br />
本当にセナが好きなんだな。<br />
そんなにセナのこと見てるんだな。<br />
<br />
俺がMAX応援してやっから。<br />
落ち込んだ顔はすんなよ。<br />
俺の繊細な胸がチリチリするからよ。<br />
<br />
女性を守る男、雷門太郎だぜ！]]> 
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    <author>
            <name>さんさしおん</name>
        </author>
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    <id>gourdon.blog.shinobi.jp://entry/315</id>
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    <published>2010-12-25T17:00:00+09:00</published> 
    <updated>2010-12-25T17:00:00+09:00</updated> 
    <category term="クリスマス2010（大２）" label="クリスマス2010（大２）" />
    <title>Ah. Christmas （陸）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[受けていた生物のゼミが終わって、陸はちょっと考え事をしながら机の上を片付けていた。<br />
「あ、あの、陸くん」<br />
呼ばれて後ろを振り返ると、同じゼミを取っている同級生が立っている。<br />
「ちょっといいかな」<br />
「ああ、なに？」<br />
「えっと、ここじゃあ・・・」<br />
彼女は目を伏せて握った右手を口元に当てた。<br />
その仕草で陸は用事に見当がついた。<br />
「俺、今から部室行くけど、歩きながらでもいいか？」<br />
「うんっ」<br />
<br />
<br />
人が行き交う校舎から出ると、寒空の中を歩き回る人間は少ない。<br />
もう冬休みに入っている者もいるんだろう。<br />
建物の陰を過ぎ、グラウンドが見える場所で彼女は立ち止まった。<br />
「あ、あのね。明日、クリスマスだよね」<br />
「ああ」<br />
やっぱり、そういう事か。<br />
「あの、もしよかったら・・・ううん、えっとあの、私とクリスマスを過ごしてくれませんか」<br />
言い切った彼女はまっすぐ陸を見ている。<br />
陸は申し訳なくて、一度視線をグラウンドに移した。<br />
もう、走っている人がいる。<br />
あの人、アメフトが趣味で人生だからな。<br />
俺もだけど。<br />
「申し訳ないけど、明日は俺、部の予定がある」<br />
「えっ、じゃあ」<br />
「それと、ごめん。俺、今は誰とも付き合う気がないんだ」<br />
陸は彼女の言葉を遮って続きを言った。<br />
彼女はそこまで言っていたわけではないけれど、察している以上知らん顔をするのは陸の同義に反する。<br />
彼女は驚いた顔で一瞬固まって、それからうつむいた。<br />
陸は彼女が顔を上げるのを待つ。<br />
待っている間は時間が流れるのが遅いな、と思っていると彼女がゆっくり顔を上げた。<br />
「明日って、試合？」<br />
思ってもいなかった台詞に陸は少し戸惑ったが、すぐに返事を返す。<br />
「俺たちの、じゃなくて、観戦だけど」<br />
「私も観に行きたい。どこであるの？」<br />
「・・・一緒には見られないぜ」<br />
「うん。いいの。アメフトのこともっと知りたいだけ」<br />
彼女は笑って言った。すこしだけ目元が潤んでいる。<br />
陸は会場と開始時間を教えた。<br />
ついでに自分たちの集合時間と集合場所、その後の予定まで話したのは、彼女が少しかわいいな、と思ったからだ。<br />
「今は誰とも付き合わない」という陸の台詞を精一杯良い方に解釈して努力しようとしている彼女が。<br />
「ありがとう」<br />
と言って彼女は踵を返した。<br />
陸は泣かれたりしなくて良かったとホッとしながら背中を見送った。<br />
<br />
まさか、そんなやりとりがその後3回もあるとは思わなかったけれど。]]> 
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            <name>さんさしおん</name>
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